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トピックス 〜お酒〜
糖尿病をお持ちの方、また肥満を気にされている方、肝機能が気になる方・・・お酒を控えざるを得ない方々には耳のイタイお話ですが。
今回はお酒のエネルギー量のお話をしたいと思います。「酒は百薬の長」と言われるように、確かに適量であれば飲んでもかまいません。お酒の中に含まれるアルコールには血管を拡張させる作用があるために、お酒を飲むと末梢の毛細血管の血流がよくなります。お酒を飲んだあと、手足が温かくなったり、体中がポカポカしてくるのはこのためですね。
そして中性脂肪の気になる方には朗報ですが、中性脂肪は末梢毛細血管で代謝、分解が行われているので血流が良くなると中性脂肪の分解が進み、善玉コレステロールであるHDLコレステロールの増加につながります(あくまで適量飲酒したとき)。この効果はお酒よりも運動(ウォーキング20〜30分)をした方が毛細血管に血液を送る効果は大きいのですが。
さて、本題のお酒のエネルギー量についてです。よく飲まれているお酒数種類のエネルギー量を挙げてみます。以下に表す数値はどれか1種類飲む場合の一日の適量です。お酒を飲んでいる方、あなたはどれくらいの頻度で飲んでいますか?またその他にお食事はどういったものを?
○ビール 350ml(缶ビール1本)140kcal=ご飯茶碗1杯(約150g)
○焼酎(25度)100ml(コップ半分くらい)146kcal=ご飯茶碗1杯(約150g)
○日本酒 180ml(1合)196kcal=ご飯茶碗大盛り(200g)
○ウイスキーダブル 60ml 142kcal=ご飯茶碗1杯分(150g)
○ワイン 180ml 131kcal=ご飯茶碗軽く1杯(約100g強)
○ブランデーダブル 60ml 142kcal=ご飯茶碗1杯分(150g)
○梅酒 100ml 156kcal=ご飯茶碗1杯(約150g)
ここに挙げた適量のお酒のエネルギー量はだいたいごはん(白飯)茶碗1杯分のごはんと同程度のエネルギー量に相当しますが、お酒はやはりエネルギー量が多いのですね。「たったコレだけが適量?!」とお思いの方もいらっしゃると思います。ついつい飲み過ぎてしまうのもお酒の魔法(?)であり怖いところでもあります。
常に中性脂肪の高い方、糖尿が気になる方などはやはり禁酒をすべきでしょう。
なぜなら、
1.アルコールは肝臓での中性脂肪の合成の亢進やその原料になる脂肪酸の合成を促すため
2.エネルギー量が多いので血糖値の上昇にかなり影響があるため
そしてお酒にはおつまみも欠かせず、脂っこいものなどエネルギー量の多いメニューが登場しがちです。お酒+おつまみで高エネルギー摂取の原因になってしまいます。
飲酒は食欲増進、ストレス解消、リラックス効果、明日への英気を養うなど心身共に様々な効用があります。みなさんも様々なとらえ方がお有りだと思います。エネルギー量など気にせず楽しく飲みたいものですが、健康な方でもアタマの片隅に置いていただければ幸いです。適量守って楽しく飲酒しましょうね。
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